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ふじさとの「今」を発信

  • 聞き書きは何を生む?

    2016-12-2(金)

    11月25日(金)にかもや堂で作家の塩野米松先生による講演会「聞き書きに学ぶ」が開かれました。

    一般参加のほか、とじこじで聞き書きの取材を受けて下さった方々がご来場下さり、

    塩野先生の実体験を踏まえた聞き書きと木にまつわるお話に耳を傾けました。

     

     

     

     

    聞き書きとはその人の人生を聞くということ。

    その人のこれまでの人生という海に飛び込み、そのまま伝えること。

    世代は違っても同じ世界に住む、色んな方々の経験や職業知識、ノウハウや心意気を後世に紡いでいく。

    たくさんの方々の人生を記録し残してくことで、それらはミラーボールのように輝く。

     

     

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    塩野先生がもともとは化学について学ばれていたことに驚きました。

    しかし、昭和3,40年代の悲惨な公害問題を目にしたことで大量生産・大量消費のあり方に疑問が生まれたそうです。

    「人間の生って何だろう」という問いが、自分に人はどうあるべきか考えるようにさせ、聞き書きをしていこうと思った理由の一つだとおっしゃっていました。

     

     

     

     

    藤里町では、月刊とじこじや雑誌とんじこんじで聞き書きに取り組んでいます。

    上記のこれまでの聞き書きのバックナンバーを読んでみたい方や、実際に聞き書きをしてみたいという方がおりましたら、お気軽にかもや堂までご連絡ください。

     

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