FUJISATO LIVING COLUMN

  • 暮らしのタネ
  • 2022/11/29

 目に見えにくいけれど、じわじわと秋から冬に変わるこの時期。雪はまだ降らないけれど、朝晩は0度近い。日中は日が差して暖かく、長袖1枚でも大丈夫。でも足元がひんやりしている気がする。11月ならばまだ秋のはず、冬のダウンを着るには早い? と服装に悩む日々。7年前移住をした私は、この時期の過ごし方に苦戦して体調を崩しがちでした。

1、移住して間もない頃。農家の方に稲刈り機に乗らせてもらった時。

 

 

 

季節のズレはこれほど厳しいものなのか

 激しい寒暖差に加えて季節の移ろいが関東とは微妙にズレていることも、実は身体には負担が大きいことだと実感しました。どのくらいズレているかと言うと、都内近郊の有名な紅葉狩りスポットが盛り上がる頃、こちらでは紅葉の終盤を迎えています。ちなみに春は、関東以南のみなさんが花見を楽しみ終えた頃、こちらに桜前線が訪れ最高の季節になります。

10月末の岳岱自然観察教育林。葉っぱが落ち始めて紅葉も終わりの頃

 

 

 

1枚の布が私の救世主

 「クビがつく部分を温めなさい」その言葉の大切さが身に染みたのは、くるぶし丈の靴下をやめて、レッグウォーマーを履いて足首を温めた時。今までの寒暖差や季節のズレが原因となっていた体調不良が徐々に改善していったんです。他にもマフラーやストールを持ち歩いて首元を冷やさないように心がけています。住む場所を変えると微妙なズレや気候によって身体にも負担がかかってしまいますが布1枚ですんなり改善することもありますよ。

絶賛愛用中のレッグウォーマー。

 

ジーンズの下にもこっそりとレッグウォーマーは履いています。

 

文=根岸那都美

 

根岸那都美(ねぎしなつみ)

わたす研究所・副代表。宮城県出身、東京から藤里に移住して7年。個人で営む「初恋デザイン」との兼業。

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