FUJISATO LIVING COLUMN

  • 暮らしのツボ
  • 2023/06/09

5月の晴れた日、子どもたちを連れて山菜採りにチャレンジしてきました!

お目当てはタラノキの新芽、「タラの芽」です。

茎にも葉にもトゲがあり、採るときには注意が必要!軍手やゴム手袋があると便利

 

 

 

私は藤里町出身ですが、意外にも山菜採りは今回が初挑戦。

これまでは、山に詳しい知人からのおすそ分けに甘えてきましたが、

町の中心地からアクセスしやすい「とある場所」に

たくさん生えていておススメという話を聞きつけ、

今回子どもたちの経験も兼ねて、行ってみることにしました。

 

 

 

傾斜がキツく、幼稚園児の娘はパパに肩車をリクエスト。

 

 

山菜採りというと、うっそうとした山の中で行うイメージだと思いますが、

ここは周りに木々ややぶもなく見通しがいいので、

クマなどの動物に遭遇する心配もなさそうでした。

 

 

 

さて、家族で汗だくになりながら収穫してきたタラの芽。

今回は天ぷらにしていただきます!

 

こちらが収穫したタラの芽。

 

 

 

天ぷらにしたタラの芽。少し塩をかけていただきます。

 

 

 

ほのかに苦味があり、もっちりとした食感で“春”を味わいました。

子どもたちも「もちもちしている!」と楽しんでいました。

 

 

 

山菜には、冬の間に溜まった老廃物や余分な水分を

身体の外へ排出する効果があるという話もあり、

山菜を食べることを“デトックス”と言う人もいます。

ここに暮らす人たちにとって、山菜は、

長く厳しい冬の終わりを感じ、身体を整える、貴重な存在でもあります。

 

 

そんな存在である山菜を、今回は子どもと一緒に

収穫して、調理し、食べるところまでを楽しみました。

すぐそこにある自然の恵みを活かしてお手軽に「食育」ができるのも、

ここでの暮らしを選んでいるからこそ。

体も動かせて、一石二鳥の休日となりました。

 

 

 

 

 

チャレンジしてみたい方は、土地の所有者の方に許可を取った上でどうぞ。

そんな知り合いいないよ、という方は、わたけんまでご相談を!

 

 

 

文=三上麻佑

 

三上麻佑(みかみまゆ)

わたす研究所・メンバー。藤里町出身・在住。2児の母

Loading..
LOADING