5月の晴れた日、子どもたちを連れて山菜採りにチャレンジしてきました!
お目当てはタラノキの新芽、「タラの芽」です。
茎にも葉にもトゲがあり、採るときには注意が必要!軍手やゴム手袋があると便利。
私は藤里町出身ですが、意外にも山菜採りは今回が初挑戦。
これまでは、山に詳しい知人からのおすそ分けに甘えてきましたが、
町の中心地からアクセスしやすい「とある場所」に
たくさん生えていておススメという話を聞きつけ、
今回子どもたちの経験も兼ねて、行ってみることにしました。
傾斜がキツく、幼稚園児の娘はパパに肩車をリクエスト。
山菜採りというと、うっそうとした山の中で行うイメージだと思いますが、
ここは周りに木々ややぶもなく見通しがいいので、
クマなどの動物に遭遇する心配もなさそうでした。
さて、家族で汗だくになりながら収穫してきたタラの芽。
今回は天ぷらにしていただきます!
こちらが収穫したタラの芽。
天ぷらにしたタラの芽。少し塩をかけていただきます。
ほのかに苦味があり、もっちりとした食感で“春”を味わいました。
子どもたちも「もちもちしている!」と楽しんでいました。
山菜には、冬の間に溜まった老廃物や余分な水分を
身体の外へ排出する効果があるという話もあり、
山菜を食べることを“デトックス”と言う人もいます。
ここに暮らす人たちにとって、山菜は、
長く厳しい冬の終わりを感じ、身体を整える、貴重な存在でもあります。
そんな存在である山菜を、今回は子どもと一緒に
収穫して、調理し、食べるところまでを楽しみました。
すぐそこにある自然の恵みを活かしてお手軽に「食育」ができるのも、
ここでの暮らしを選んでいるからこそ。
体も動かせて、一石二鳥の休日となりました。
チャレンジしてみたい方は、土地の所有者の方に許可を取った上でどうぞ。
そんな知り合いいないよ、という方は、わたけんまでご相談を!
文=三上麻佑
三上麻佑(みかみまゆ)
わたす研究所・メンバー。藤里町出身・在住。2児の母